鬼レズはマッハで走るR

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異質なものとの共存を考える②

 ワタシがベジレストランに行って考えたのは「ベジレストランでは自分に『肉などを食べない』という『制限』がかかるけど、『肉を食べない人との会食』という『可能性』は広がる」つーことでした。正直、肉を食べない人生というのは自分には考えづらいのですが、ベジレストランに行くというのはたかだか2時間かそこらのことで。美味しければ「我慢」というほどのことはないなぁ、と思っています。

 現実運用としてはホレ、外国人参加率の高いレズビアンメインイベントのダイクウィークエンド(以下DWE)ではベジメニューとそうでないものを表記するのが当然みたいになってるし、バーベキューでも「ベジタリアンは参加するな」とか心の狭いこと言わずにベジとノンベジで焼き網を分けてたりする。

 DWEの運用は長年にわたる運営の知恵で、どっちかが我慢するということもなくうまくいってるっぽい。(時々、深くものを考えない人がソーセージをベジ網で焼いて怒られてるけど)

 というようなことを長々書いたのは、「ベジは禁煙、ベジ表示メニュー混在は分煙」みたいなもんかなーと思ったからでした。DWEはいろんな文化的背景持ってる人が集まるから動物愛護の観点での菜食主義者もいれば、宗教的な理由でめったな肉を口にできない人もいる。単純な好き嫌いの問題ではない。(まあ、好き嫌いでもいいんだけど)

 ワタシも好き好んで喘息になったわけではないし、禁煙の店探すのめんど臭い。正直、喫煙者の友人に一定時間我慢させてんのは「ワリーワリー」って思ってる。(思ってなさそうな口調だけど)つっても、共存はしたいと思ってますよ。

 なので、今のところワタシが考えている共存の知恵は、①「吸っていいですか」と一言言って欲しい(バーとかで会計済ませて帰るから) ②副流煙三大悪の撲滅(歩きタバコ、ベランダタバコ、道端の喫煙所) ③公共の場所の喫煙ルールの明確化 の3つでーす。席数10もないようなバーとかは仕方ないよ、分煙のしようもないし。そういうとこに行くのはあきらめるわー。

 とはいえ、ずっと吸ってきた人には吸える場所や時間が限られるのは自由権の行使が阻まれてると感じるでしょう。次回は「時代とともに変化する権利」のお話です。(まだやんのか)