鬼レズはマッハで走るR

見たもの聞いたもの読んだもの食べたもの、ときどき昔話

【趣味の自炊】パタン②

 そんなこんなで雨の日曜日。気圧がガタ落ちしてるのでちょっと具合悪いですね!

 さて、パタンの続き。パタンはストレートの太い中華麺で作るのが正解らしいのですが、それだとつけ麺用の太麺を流用すればいいようです。で、通常なら近所のスーパーに出かけるところですが。月末の土日は中野区の大成食品という製麺工場が一般向けのセールをやるんですね。ここはワタシがご贔屓にしている新井薬師通りのスパゲティ屋も使ってる。まあ、スーパーで売ってる麺とはちょっと美味しさが違うんですよね。さすが業務用というべきか。

 で、雨の中出かけたわけですよ。で、戦利品は以下!

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(戦利品の数々。手前は家(で自作する)系ラーメン用細麺、奥がパタン用の太麺)

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(あと、不可欠らしいゴマ油も中野のイトーヨーカドーで買ってきました。375円。高)

 麺も特に安くないし、ゴマ油も高いし。何より雨なのでバスに乗ってしまったので結構な散財ですよ。でも、趣味にはお金がかかるものだからキニシナイ!

 そうこうするうちに4時間後にスイッチを切って自然放冷していた炊飯器チャーシューですが。

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(どやさ!)

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(どや、どやさ!)

 端っこ切ってモグモグしてみましたが、味はそんなに染みてないのですが「取り留めなく全体に柔らかい」低温調理独特の質感。ワタシはこれをもう一度焼く方がテクスチャに変化が出て好きかなあ。何と言ってもチャーシューは叉焼。また焼くわけですよ。(これは与太ではなくて調理法由来の命名でホントの話。何度も焼くのがチャーシューとして正しい)ただ、今回は「美味しいチャーシュー」を作るのが目的ではないので、手をかけるのはこの辺で。

 袋に残っている本命の調味液はも一度鍋に開けて強めに煮きりマス。で、何回か使うのでタッパに移して保存。

 さて、繰り返しますがパタンを構成するものは①ゆで麺 ②ゴマ油 ③醤油ダレ ④ニンニクみじん切り なわけですが。さすがにそれだけだと絵面がさみしい。というか、食べたときの満足度が下がる。というわけで、白髪ねぎと副産物のチャーシュー、大成食品で売ってた太切りメンマも添えることにいたしました。

 太麺のゆで時間は6分。

 鍋の周りにザルはもちろん、器やゴマ油、醤油ダレをスタンバイ。食卓にはお箸などもスタンバイ。その他材料もスタンバイ。が、いつものラーメンなどの手順なのですが。何と言ってもゆで時間6分。白髪ねぎやチャーシュー切ったり、ニンニク刻んだり、烏龍茶用意したり、別添えのスープを温めたりしててもおつりがくるのですよ。

 とはいえ、ゆでてる時に写真撮るほどの余裕はないのでいきなり完成写真です。

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(パタンのねぎ、チャーシュー、メンマ添え、鬼レズ風)

 で、グワーッと混ぜてから食べ始めて、美味しいのですがピントがずれてる感じ。ニンニクを半かけにしてたのですが、思い切って1カケを追加したら味の輪郭がはっきりして完成メニュー感出ました。あと、ゴマ油も醤油ダレもえげつない感じで加えた方が良さそう。で、なおかつ、この手の健康的にギルティ感漂う食べ物は食べていくにしたがって味覚が疲れて飽きがくるものなんですが、これは飽きないし、むしろ食べ進めるにしたがって美味しくなっていく。たぶん、麺に醤油ダレもろもろがなじむのに若干時間がかかるのかと。混ぜてから50くらい数えたほうが良いのかも。もしくは麺を水で締めずにあつもりにするとか。

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(このただようギルティ感!)

 と、週末の楽しい「趣味の自炊」の時間を過ごしましたが、まだまだ改良できそう。というか、ニンニク臭すごすぎて週末じゃないと食べられないよ! 深夜までゲップがニンニク臭かったから!!

【趣味の自炊】パタン①

 くだらないことでも毎日書こう、と思っていましたが。喘息に倒れてそれどころでなかったこの頃です。やっと回復してきてゴハン作れるようになりました。(健康バロメーター)

 一口に自炊といっても内容は人さまざまなのですが、ワタシは「趣味の自炊」としてコストや栄養バランスを全く配慮しないゴハンづくりを時々やります。そんなこんなで今日はパタンを作りました。

 パタンとはニンニクをどぎつく効かせたシンプルな中華まぜそば的なものなのですが、以下が今日のレポです。

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(完成した鬼レズ的パタン!)

 パタンに必要なものは中華麺(ストレート太麺が望ましい)、ゴマ油、醤油かけだれ、ニンニクみじん切り、が必要最低限のものですが、中でもかけだれは醤油だけではどうにもならないので自作することにしました。

 で、醤油だれの副産物がチャーシューなので(?)、まずチャーシューを自作するところから。

 チャーシュー用の肉は高田馬場に用事があったので前日にOKストアで調達しました。OKはお肉が安くて良いですよね。(と誰にともなく同意を求める)

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(ちゃんとネットに包んであって国産豚が100g110円はホントに優秀)

 で、チャーシューですのでまず表面をフライパンで焼きつけます。ジュー!

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 よく、肉汁を逃がさないように表面を焼き固めて、みたいなことを書いてるレシピブックありますけど、あれは迷信とかオカルトの類だと思うんですよね。だってステーキなんか強火で表面焼いてるけど肉汁流出するときは流出するもん。

 肉を最初に焼くのは焼けた肉の香ばしいフレーバーと表面の歯ざわり舌ざわりの物理テクスチャを得るのが目的だと思うんですよ。なので焼き入れます。ジュー!(しつこい)

 焼けたら調味液を作ります。今回は副産物というか主な目的がこいつなので甘み控えめ、八角や五香粉は抜きで調整しました。醤油と日本酒が大体1:1、はちみつは適当。味のとがりが緩和される程度に。ショウガとねぎの青いとこも加えて、何となく煮きりマス。

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(いつもは鍋で煮るけど、今回は炊飯器の保温機能利用の袋調理なので少なめで良い)

 焼けた肉と調味液をジップロックにオラーと入れてやって、空気入らないようにして封してやります。

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(こいつの袋を二重にして、水を張った炊飯器に湯煎にかけるように)

 炊飯器にぼちゃんと入れてやって、今回は4時間ほど待つのでした。

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(待ってる間に時間があるのでOKで買ったパンに肉をはさんで食べたりしてました)

 このあと、なぜか冷凍庫の中の怪しげな肉でスープとったり、雨の中を麺を製麺所まで買いに出かけたりするので続きはまた書きますー。

 久しぶりにまとまった文章書いたので疲れましたー。

レズビアンとかの自炊を考える(その5)~手抜きフィデウアの利点解説

 オバンです。(ダブルミーニング)相変わらず体調不良ですが、ご飯は作って食べてますよ。バカですね!

 さて、なんでワタシがこんなに手抜きフィデウア推すのか、いまいち伝わってないようですので今日はその解説です。絵心ないながら、久しぶりにフロー図も描きました。

 じゃん!

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 フローにすると一目瞭然ですが、明らかに手数が少ないですよね。あと、ゆで汁捨てたりとかの無駄もないですし(環境負荷も少ない)、一人暮らしのキッチンにありがちな一口コンロにもばっちり対応しています。もちろん、すべてのパスタメニューを網羅できるわけではないのですが、試してみる価値はあるのではと思っています。

 だって、マイタケとか、冷凍カット野菜とか、プレカットの鶏肉とか使えば、包丁すら使わずに15分かそこらで1品作れるんですよ。これにサラダかカップスープでも加えたら十分栄養バランス取れますよ。

 あと、パスタの種類や材料や味付けは工夫の余地あるので「料理」って感じがしますよね。オイルベースでもいいし、トマトソースでもいいし、和風でもいいし、クリームスープでもいい。

 と、布教はこの程度にして次は食材の使い回しについて考えてみます。この辺は上級者も悩ましいと思いますよー。(ワタシも色々忘れて良くだめにしてるし)

レズビアンとかの自炊を考える(その4)~手抜きフィデウアの巻②

 昨日は手抜きフィデウアの紹介をしましたが、今日はさらに簡単にしてみる版。よく考えたら料理やりつけてない人にとっては油にニンニクと唐辛子の香りを移す工程自体省いたほうが良いのでは、とか水の加減が難しいのでは、とか。いろいろ考えて、今日のレシピを組んでみました。今日のは(少し)自信ある!

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 今日の主な材料。冷凍ミックス野菜と牛乳がみそ。どちらも100円ローソンで108円。肉は昨日の冷凍肉を冷蔵庫に入れておいて解凍したもの。たぶん、明日が限界。

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 まず、豚薄切りと玉ねぎを炒める。なぜか紫玉ねぎなのはフツーの玉ねぎがなかったから。まあ、キニスンナ! ここの工程は「よりおいしい」を求めているだけなので省略可能です。本来、手抜きフィデウア作るときには重ねる順番大事なので、ワタシは今回の作り方だとざっと火が通ったところでお皿に開けました。(ワタシはここで軽く塩しました。省略可です) 

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 んで、フライパンは洗わずにざらっとパスタと水を入れて火にかける。フライパンには肉汁とか美味しさがこびりついてるからここは洗わずに行きましょ。水の量はこれだと少し少ないかなー。フライパンのふたがキッチリ閉まるならこんなもんでもいいと思うけど。

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 で、そこに冷凍野菜1袋をばさっとin。入れてみたらブロッコリー、カリフラワー、ニンジンのミックスでした。(チェックしろよ)銘柄によって野菜の種類や大きさに変化あるけど、その辺は好きな銘柄探してくだされ。

 んで、さっき炒めた肉&玉ねぎをin。炒めずに入れてもいいです。ここら辺は「ワタシは炒め玉ねぎのフレーバーが好きです! 大好きです!!」というような信仰の問題なので。ただし、生入れならパスタのすぐ上の方が火の通りはいいと思う。

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 そして、今回のレシピではここ重要! ふたする前にとん汁で使ったマルコメ液みそを材料の上に小さめの丸で1周入れる。そんでふた!

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 いつもなら袋のゆで時間+2分が目安ですが、今回は規定時間でふた開けます。そんでそこに牛乳小さい1パック。ここはさっさと沸かすためにガンガンの強火にします。仕上げで急いでいるのでちゃんとピントが来てません、すまぬ。

 沸いたら弱火にしてパスタのゆで加減や塩加減など見ます。ワタシはここで液みそ追加しました。ホウレンソウや小松菜とかの火の通りのいい野菜を入れたかったらこの段階で入れるといいと思う。

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 そんで、盛り付けて、黒コショウをガリガリして出来上がり!

 勘のいい方ならお気づきですが、これはツジメシさんの「手抜きフィデウア技法」を使った洋風のとん汁うどん的なものです。1回作りきりにすることで保存を考えなくてよい、というところに力点置きました。なので、冷凍野菜も小パック、牛乳も小パックです。手元に早く使い切りたい解凍肉があったので使いましたが、ハムやベーコンなどの加工肉の方が美味しいと思うのでこれも使い切りの小パックを使ってください。

 野菜とか肉とか、使い切れずに悪くしちゃうことが心理的な負担になると思うので、そこはうまいこと賞味期限の長い加工肉や冷凍野菜使ってくだされ。

 あと、液みそですがみそ汁だけに使うのはもったいないので、いくつかレシピを開発中です。そのうちアップしますねー。

 ちなみにワタシがシェアハウスに住んでいるというのは概出事項ですが、そこにワタシがツイッターで「(ピー)子」と呼んでる同居人がいるのですが(ツイッターでの名前を書いていいかは確認取ってないので(ピー)子で)、「ブログの参考にするから感想聞かせて」と言っても、「美味しい!」しか言わないので一般的にコレはありなのかと悩ましくなります。オマエはダメなグルメリポーターかよ! いや、ミルクとみそって合うんですよ。油とかチーズとか使わなくてもコクが出ますし。発酵食品独特の深みがあります。騙されたと思って、一回やってみそ!

レズビアンとかの自炊を考える(その3)~手抜きフィデウアの巻

 いやー、具合悪いですよ。胸の奥からこの世のものとも思えない音がします。こんな日は勤め帰りに弁当でも買えばいいのに、頭が回らないからスーパーで買い物して食材仕入れちゃいましたよ。習慣の力って怖い。

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(買ってきたキノコ2種、プチトマト、ピーマン1個、唐辛子、冷凍庫内で逝きかけてた豚薄切り)

 

 閑話休題。とん汁の検証はしましたが、ホントの料理初心者にしてみれば一度の食事で複数のもの作るの自体がハードル高いのではと考えて、先日おススメした「付箋レシピ」に載ってる手抜きフィデウア。(詳しくは:手抜きフィデウアまとめ1 : ツジメシ。プロダクトデザイナー、ときどき料理人)要はフライパンひとつで作るパスタなのですが、ちょっとオシャレなフライパン使えばそのまま食卓に乗せるのも可。ちゃんと料理っぽくてちゃんと作ればおいしくて簡単! ですので具合悪い時でも作れるよ!

 で、今日はいわゆる布教のためにワタシなりの手順説明します。ストライクゾーンの広いメニューなので適当でもOK.

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 まず、冷たいフライパンに油適当に入れて、輪切りの唐辛子ちょっととニンニクチューブから2、3センチ程度をひねり出してから火をつける。油は当然オリーブオイルの方が良いけどサラダ油でもいいよ。今日はオリーブオイルが見当たらなかったのでヤバそうなサラダ油でした。(シェアハウス暮らしなので在庫の把握がしづらいのです)

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 なんとなーくいい匂いがしてきたら切っておいたピーマンやキノコ、豚薄切りをざっと炒めて塩とナンプラーで濃いめに味付け。(レシピ考案のツジメシさんもナンプラー推奨ですが塩だけでもいいです)

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 パスタを加えて水をひたひたな感じで加えます。この画像だとちょっと多い。パスタはペンネを使ってますがスパゲッティを折って使ってもいいです。ただ、ショートパスタの方が作りやすいかなー、と。

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 そんでふたをする! うちはちゃんとしたフライパンないのでご覧の体たらくですが、キッチリふたのできる20センチくらいの深めのフライパンだと作りやすいと思います。

 んで、途中で半分に切ったミニトマトを放り込みます。できあがりは袋のゆで時間プラス2分ですが、出来上がり時間あたりでちょっとゆで具合と水の量を見るといいと思います。水が少なければお湯を足したり、多ければふたを取って水気を飛ばしたりしましょう。出来上がりで材料がフライパンの中でチリチリいうくらいがベストですが、水気多くても「スープパスタだよ!」と言い張ればいいわけだし。 

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 というわけで、出来上がり! 最初は水気の多い段階で味を決めるのは難しいからお皿に盛って食べ始めてから塩ふったりお醤油かけてもいいと思う。基本的に一人暮らしの料理なんだし。簡単でおいしくて、そこそこ栄養バランスよければいいのですよ。

異質なものとの共存を考える③

 前回は禁煙の波が大きくなっていくにつれて「自然権の行使が阻まれている!」と感じるだろう人の存在についてまで、を書いたと思う。これもタバコを時と場所をかまわず吸い続けてきたら当然持つ思いだろうなぁ、と。

 ただ、不満を持つ人の多くが疫学調査などで副流煙がいかに有害かとかの問題がすでに決定してしまっていることに目を背けたり、煙草を吸わない人が自分と対等に健康な体を持っている成人であるという前提しか持ってなかったりする。この辺踏まえてもらわないと話が先に進まないなと思っている。(場合によっては「禁煙ファシズムは他人の体への侵害である」とか転倒した価値をお持ちの方までいる。いや、あなたの煙がワタシの健康を侵害しているゴホよ)

 この辺、連結すると少々乱暴なんだけど「以前と同じく保毛田保毛男を笑いたい」という欲望とワタシにはあまり変わらないように感じてしまっている。とにかく、自分が「快」と感じることには1ミリも妥協したくない人たち。

 人間の本質は変わることにある、からその人間が運営する社会の価値観は当然変わっていく。し、社会はいやおうなしに変容していく。当然、アウトやセーフの判定も緩やかに変化していく。

 分煙が進んでいくことと「ホモキャラ」を笑いものにしないことは社会の隅で泣いていた人、不快だと思っていたけど声を出せなかった人たちを減らすことになるはずなのだけど、「社会の総体」を考えずに「自分の快楽原則を妨げられたくない」という「個人」の一念で生きる人の思いをすくい上げるのは相当難しい。

 いろんな社会背景のある人と共存していく、いこうとするのが社会に生きる大人の責務だとワタシは思うのだけど、そうは思わない人たちがそれなりの数、というかかなりの数いる。そういう考えにワタシは本質的に「異質なもの」を感じるのだけど、こういう思想とはどう共存していけばいいのか。

 「個人の快/不快」のみが思想や行動のスイッチの人とどう対峙すればよいのか、どう共存していけばよいのか。そんなことをここ数年来考え続けています。どっとはらい。(今回もオチはない)

異質なものとの共存を考える②

 ワタシがベジレストランに行って考えたのは「ベジレストランでは自分に『肉などを食べない』という『制限』がかかるけど、『肉を食べない人との会食』という『可能性』は広がる」つーことでした。正直、肉を食べない人生というのは自分には考えづらいのですが、ベジレストランに行くというのはたかだか2時間かそこらのことで。美味しければ「我慢」というほどのことはないなぁ、と思っています。

 現実運用としてはホレ、外国人参加率の高いレズビアンメインイベントのダイクウィークエンド(以下DWE)ではベジメニューとそうでないものを表記するのが当然みたいになってるし、バーベキューでも「ベジタリアンは参加するな」とか心の狭いこと言わずにベジとノンベジで焼き網を分けてたりする。

 DWEの運用は長年にわたる運営の知恵で、どっちかが我慢するということもなくうまくいってるっぽい。(時々、深くものを考えない人がソーセージをベジ網で焼いて怒られてるけど)

 というようなことを長々書いたのは、「ベジは禁煙、ベジ表示メニュー混在は分煙」みたいなもんかなーと思ったからでした。DWEはいろんな文化的背景持ってる人が集まるから動物愛護の観点での菜食主義者もいれば、宗教的な理由でめったな肉を口にできない人もいる。単純な好き嫌いの問題ではない。(まあ、好き嫌いでもいいんだけど)

 ワタシも好き好んで喘息になったわけではないし、禁煙の店探すのめんど臭い。正直、喫煙者の友人に一定時間我慢させてんのは「ワリーワリー」って思ってる。(思ってなさそうな口調だけど)つっても、共存はしたいと思ってますよ。

 なので、今のところワタシが考えている共存の知恵は、①「吸っていいですか」と一言言って欲しい(バーとかで会計済ませて帰るから) ②副流煙三大悪の撲滅(歩きタバコ、ベランダタバコ、道端の喫煙所) ③公共の場所の喫煙ルールの明確化 の3つでーす。席数10もないようなバーとかは仕方ないよ、分煙のしようもないし。そういうとこに行くのはあきらめるわー。

 とはいえ、ずっと吸ってきた人には吸える場所や時間が限られるのは自由権の行使が阻まれてると感じるでしょう。次回は「時代とともに変化する権利」のお話です。(まだやんのか)