鬼レズはマッハで走るR

見たもの聞いたもの読んだもの食べたもの、ときどき昔話

暗い話はそんなにくらくない

 ワタシはTwitterをずいぶん長いことしてるのですが、

 

というある程度若い「LGBT」しか使わない(特に女子が使いがち)タグで若者の生態を観察するのがちょっと悪い趣味です。おおむね「うひょー(爆笑)」的に観察してます。ダメな大人です。

 とはいえ、「やべえwww」というだけでなく興味深いツイートを見ることもできる。今回はそんな話。

 ワタシは先週まで17日間入院していたのですが、暇を持て余してタグの付いたツイートを見るだけでは飽き足らず、当該ツイートした人のホームまで行って他のツイートまで漁ってました。で、気になるツイートが。

 もう、当該ツイートを掘り返せないので大意のみ。20代の若ビアンちゃんのツイートだったんだけど、

「30代のビアン先輩が言うには『30過ぎるとビアンは1/3くらい結婚したり音信不通になる』と聞いて、いま仲良くしてる友達も1/3はいなくなるのかと思うと鬱」

みたいなこと書いてあった。

 これがワタシにとってはものすごい衝撃でした。衝撃といっても額面通りの「暗い話」としてじゃない。

「今のレズビアンってそんなに歩留まりが良いの!?」って衝撃だった。

 ワタシの同世代のレズビアンといえば、30歳前後には普通に音信不通になる人続出したし、風の便りに(男性と)結婚したって話はいくらでもあった。1/3どころじゃない。9割以上が消えたと思う。あの頃のわたしたちは30歳近くなったら8日目の蝉みたいに生きていた。

 いや、すごいよ。半分以上が残ってるんでしょう。

 一見暗い話なのかもしれないけど、20年という時間軸を導入すると革命的に明るい話になりますよ。世の中の流れはネトウヨが大きな顔したり、顔つきだけリベラルな新自由主義者LGBTがのさばったり暗い気分になることもあるのですが、

「時代はいい方に向かっている!」と、強く感じさせることもあると、ちょっと気分良くなりましたね。

 どっとはらい